ヘアカラ−と見本・3

前回、ヘアカラーの見本を見せられたり、ホームヘアカラーで見本の色にならないのは当たり前と書きましたが、それは素材にあわせたヘアカラーをしていないからです。

白いキャンバスはどんな色でも描くことが出来ますが、黒いキャンバスだったらどうでしょう。ヘアカラーは、特におしゃれ染めをする人は、白髪締めとは違って黒髪にするわけですから、黒い(茶色)のキャンバスに描くことになります。

つまり、元の色があってそこにヘアカラーの見本の色が乗るのですから、重なる事により希望の色は出ないのです。

ではどうするか?ということで、素材にあわせたヘアカラーが必要ということです。

簡単に言うと、髪の毛の色+カラーリング剤の色−髪の毛の色=希望の色

で良いわけですね。問題はこの「−髪の毛の色」というやつです。
おしゃれ染めには(白髪染めもそうですが)ブリーチ剤が入っていてある程度は髪の色を抜く事は出来ますが、白くはならないためこの残った色味が邪魔をするのです。

そこでサロンでプロの美容師が行う施術と考え方は、補色を使うという事です。
補色とは、補う色・・・これだけではわかりませんね。

補色とは、補う色であり打ち消す色・・・つまり「−髪の毛の色」に相当する色のことです。この考えを取り入れることで、ヘアカラーの見本のような色を色々な素材(髪質・髪色)の人に施術する事が出来るというわけです。

ホームカラーでもこの補色の理論を応用すれば出来ないころはありません。
プロの美容師のようにとは行かなくても、かなり近いものが出来ると思います。

技術は1朝1夕には、習得できませんが理屈ならすぐおぼえられるはず、同じ事でも知っていてするのとそうでないのではその差は歴然と出るのではないでしょうか。

という事で次回は、ヘアカラーリングを見本の色に近づけるには・・・

です。

前髪の切り方


ヘアカラーと見本 2

前回、美容室で、ヘアカラーの見本を見て、その見本と同じヘアカラー剤を使用しても同じ色にならないと申しました。

今回は、どうして美容院のヘアカラーの見本と同じ色を使用しても同じ色にならないか・・・です。

ヘアカラー、この場合は2欲式アルカリカラーとい言うやつで、ほとんどの美容院でのおしゃれ染めやドラッグストアに並んでいるおしゃれ染めも、この2欲式アルカリカラーです。

2欲式というだけあって、1剤と2剤に分かれていて使用直前に混ぜる事によって、反応がおこり髪が染まってくれるのです。

おしゃれ染めに限らず、ヘアカラーの見本と同じ色になることはめったになく、その理由は、元の髪には色があり、その色も人によりまちまちだからです。

よく地の髪が赤いとか明るいとか言う人がいるように髪の明るさも人それぞれで、色も人それぞれなのです。
同じような黒やブラウンに見えても、赤が強かったり黄色が強かったりと元の髪、つまり素材が違うのですから、同じ薬を使用しても同じ色(結果)にはならないのです。
例えば、魚(素材)を焼く(料理法)と焼き魚で、肉(素材)を焼く(料理法)と焼肉になりますから、魚を焼いても焼肉にならないのです。

ですが、ヘアカラーの見本に近い色を出す事はできます。これが技術です。素材が違っても料理法を変えることによって、別の素材に似た雰囲気を出す事は可能です。

例えば、見本が黄色が強いブラウンで、自分が赤味の強いブラウンの髪(素材)の場合、その見本に使用したカラー剤は、黄色の強いブラウンですが、これをこのまま使用しても黄色の強いブラウンにはならず、オレンジよりのブラウンになりやすいといえます。

要は、美容院でヘアカラーの見本を見せられて、この色にしてほしいからこの色を使用してくださいでは、希望する色はなかなかでなのです。

ドラッグストアで、明るい黄色と書いてあるおしゃれ染めを買ってきてホームカラーをしても明るい黄色にならないのはこのためです。

ではどうするか?

勿論サロンカラーにおいては、客の希望を聞いて、カラーならその人の髪の色や状態(素材)をよく見て、希望の色が出るような色や技法(料理法)をチョイスするのが美容師の腕の見せ所であり、それが出来る美容師のカラーリングはそれなりのお値段を取れるわけです。

美容院の安い高いは、材料費ではなく技術料です。

次回は、素材にあわせたヘアカラーとは・・・

ヘアケアの方法

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ヘアカラー・見本

ヘアカラー見本を美容院で見せてもらったことがあると思います。
ファイルにヘアカラーの見本が毛束になっていくつもくっついているやつです。

美容院でヘアカラーをするときに、どんな色にするか決めるときに美容師さんが見本を持ってくると思います。中には自分の美容室で白い毛束(カラーリングの見本専用に白いヤギの毛があるのだ。)にカラーリングしてヘアカラーの見本を自作している美容院もあります。

このヘアカラーの見本は、あくまで見本で実際には使い物にならないからとお客様に見本を見せないところもあるようですが、色の感じを伝えるためにはあっても良いと思います。何でヘアカラーの見本が使えないかは・・・

実は、多くのお客様はヘアカラーの見本を見てその色の番号のヘアカラー剤を使えばその色になると思っている人が多いのですが、実は・・・なりません。

大抵、美容室に有るヘアカラーの見本は、上下がトーンといって色の明るさを表し、上に行くほど明るく下に行くほど暗い色になります。トーンは番号で分けられていて明るい方が大きな数で大体12番くらいまで12トーンの色の明るさ(場合によっては20トーン)で下が3番から1番、つまり3トーンから1トーンくらいまであるようです。

横が色味で、簡単にいうと基本がNB(ナチュラルブラウン)で、赤っぽいのがRB(レッドブラウン)、黄色っぽいのがYB(イエローブラウン)やGB(ゴールドブラウン)、青っぽいのがAB(アッシュブラウン)で間にOB(オレンジブラウン)又はCB(カッパーブラウン)やグリーンっぽいのがMB(マットブラウン)やPB(パープルブラウン)等があります。

最もヘアカラーの色の呼び方は様々で同じ色でも呼び方が違う事もあるので、色を伝えるなら言葉よりもそこの美容院のヘアカラーの見本を見て話した方が間違いが少ないと思います。

美容師さんとヘアカラーの見本を見ながら色々相談して、自分の望むカラーリングをしてもらうわけですが、先ほどいったように希望のカラーが見つかって、そのカラーリング剤を使ってもそのカラーにはまずならないのです。

そのわけは・・・・次回!

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